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「旦那さん、あと一週間ですね」
医者の部屋から低い声が響いた。
『そんな……』という俺の奥さんの声。
二人の会話を、廊下で盗み聞きしていた俺は、重い足取りで自分の病室に向かった。
2
まさか、余命があと一週間だったなんてな……。
俺は病室のベッドで横になり、窓からの景色を眺めていた。
結婚して一年、まだまだこれからだったのに、もう終わりかよ。人生なんて、短いもんだな。
3
簡単な手術のはずだった。仕事中に階段で転んで、肋骨を折っただけなのだ。なのに、骨がどこかの内臓にでも刺さったのか、余命一週間と来やがった。
やがて、病室のドアが開いて、愛する奥さんが沈んだ表情で入ってきた。
4
「……わかってるよ。あと一週間なんだろ?」
先んじて俺が言うと、『なんで知ってるのっ?』と奥さんは目を丸くした。
「あと五日であなたの誕生日なのに、このままだと病院で誕生日を祝うことになりそうで残念だよね。お医者さんの話だと、退院まであと一週間だって」
俺は『なんだよ……』と呟きながら、涙を流していた。
おわり
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そういう勘違い、
僕もしたことがあるなあ
読み終えてにやっとして、あー、よかった!! と感じる。
素敵なお話でした。
今までの四コマ小説はゆない。さんがひとりで書かれたんですよね?
今後はリレーふうなのもアップされるんですよね。
そっちはどうなるのかも楽しみにしています。
いや、オチは予想できたけど、その落としどころのネタはなんだろう? とわくわくしておりました。
誕生日ときたか~っ
奥さん、優しいっ
余命宣告って、すごく好きなネタです。
実際には本気で暗い話になることもありますが、たいてい、勘違い系で使います。
なんで、そんなに「ヒトゴロシ」が好きなのか。
一番危ないのはfateじゃね~か???
コメントありがとうございます!
って、こういう勘違いあったんですかっ?ww
とっても嬉しいコメントありがとうございます!
笑顔になれます!
ゆない。には珍しくハッピーエンドのお話でしたw
はい。今までの四コマはほとんどゆない。の作品です。『惨劇の瞬間』だけまるい色さんの作品ですが。
四重奏小説、もうすぐアップできますので、お楽しみに!
あ! もしよろしかったら、あかねさんも第二回に参加してくださいませ!
訪問、コメントありがとうございます!
オチがわかってしまいましたか~w
でも、『多分これはわかってしまうな……』と思いつつ書いていましたw
それでも楽しんでいただけたのなら、ゆない。は大満足です!!
いえいえ、ゆない。のほうが危ないかもしれませんよ?ww
久しぶりに寄らせていただきました。
展開が読めてしまって...すいません!
失礼千万お許しをぉぉぉぉぉぉぉm(_ _)m
お久しぶりです!!
すごくいいです!!
よかった~
いい話だなぁ……。
鬱じゃなくてよかった……。
すっごくほっこりしました//
あったかいお話ありがとうです゜+。(*′∇`)。+゜
いえいえ、失礼なんかではありませんよ!w
この作品は、オチがわかること前提で書いてますからw
コメントをくださったこと、感謝感謝です!!
お久しぶりです!!
コメント、とっても嬉しいです!
またこれからもよろしくお願いします!
いつもコメントをくださり、ありがとうございます!
『いい話』と言っていただけるなんて、感動です!
コメント、ありがとうございまっす!!
うきうきしているゆない。です!w
本当に嬉しいです!