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『夢の街』(詩)

 どこか遠くにあるのだろう みんな幸せ夢の街

 望んだものが 望んだ分だけ 手に入るんだ 夢の街

 そこの住人ニコニコと 笑って日々を送ってる

 争いも病も憎しみも 怒りも悲しみも苦しみも 嫌なことはなにもかも 夢の街には存在しない

 夢の街にあるものは 喜びその他幸せを 形作るものだけだ

 夢の街は良い街だ まるで理想の世界のよう 空想で創った街のよう

 それもそのはず夢の街 現実にはない虚構の街

 誰かが願った理想郷 みんなが夢見た作り物

 どこにもそんなのないのだろう みんな幸せ夢の街

 存在しないからこそ夢に見る いつか行きたいと切に願う
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『地図にない街』(詩)

 君が歩む道の先は まだ見えない

 本を読んでも 地図を見ても

 たどり着く先は載っていない

 君だけが知っている

 地図にない街

 目を見開き 足を踏み出し 手を前に

 一寸先は闇 それならさらにその先は?

 助走をつけて 踏み切って 未知なる道へ飛び出そう

 さぁ 行こうか

 君だけが知っている

 地図にない街

『君の住む街』(詩)

 君はもういない 世界のどこにも 宇宙のどこにもいない

 だけど僕はまだ君を 君を探している

 君が好きだから 君だけが好きだから

 海を見渡せる街だった 僕と君が出会ったのは

 僕は街を歩き回る 君との思い出をたどってく

 ここにも そこにも あそこにも 君が笑顔で現れる

 時には泣き顔 僕に見せ 怒った顔もたまにする

 その全てが愛しい 君の全部が愛しい

 君がいなくなったその後も 想いが溢れて仕方がない

 海を見下ろせる高台に やがて僕はたどり着く

 君のお気に入りの場所 僕が告白をしたところ

 君に会いたいよ

 僕はここでそう言うつもりだった だけど言わなかった

 言う必要がないからだ

 君はどこにも行っちゃいない 君は変わらずここにいる

 僕の心に この街に

 僕はずっとずっとここに住もう

 君の住む街に

『夜明けなき街』(詩)

 その街に朝は来ない

 夜に覆われた街だ 人々は陽光を知らず 月明りだけで生きてきた

 街は静かで 少し冷たい

 そんな街に生まれた少年は 太陽にあこがれていた

 街の老人から聞いた物語 街が夜に包まれる前の 昔話

 街は光で満ちていた 温かく 輝いていた

 少年は老人の話が好きだった けれど老人は永い眠りについた もう一度太陽を拝みたかったと 少年に残して

 少年は光を求めた 月のようにしとやかな光ではなく 老人に聞いた太陽の光を

 街の中心に 空に届きそうな塔がある

 少年はそこに上った 塔の先端で 拳を握り 夜空に突き上げた

 拳と闇がぶつかって 夜空は硝子のように砕け散る

 街に朝が訪れた

 偽りの空は消え 太陽輝く青空が 街を光で照らし出す

 月日が流れて少年は 老人と呼べる歳になる

 老人は街の子どもによく語る 昔々の街のこと

 夜明けなき街のことを

『機械仕掛けの街』(詩)

 遥かな昔 あるいは 遠い未来の話

 荒涼とした大地の上に 小さな街があった

 そこは 全てが機械に管理された 機械仕掛けの街

 生物と呼べるものはいない いるのは人に似た機械だけ

 街は今日も 寸分のずれもなく 時を消化する

 秒刻みの計画が 来る日も来る日も繰り返される

 そして機械の人は それに従って手足を動かす

 完璧なるシステム 完成された街

 今夜も街は眠りにつく それが機械の決めたことだから

 しかし街の真ん中に 機械の人が立っていた 青年に似た姿 もちろん機械でできている

 外出禁止の その時間 体に組み込まれたプログラムとは 彼は違った動きをとっていた

 理由は一つ

 星を眺めたいから

 機械の青年 空を見る 暗い世界に 光射す

 星の輝き 青年の胸を照らし出す

 温かくなる 機械で埋められたはずの胸が その奥が じわりと熱を持ってくる

 青年に心が生まれた

 それは

 機械仕掛けの街で起きた 小さな小さな奇跡

 青年の口の端 わずかに上がる

 造られて初めての 生まれて初めての 笑顔

 プログラムにはなかった その笑顔

 青年は街を出た 自分の足で 自身の意志で

 彼は思った

 なにかができると なにかをしたいと そう思った

『孤独の街』(詩)

 コンクリートの街

 立ち並ぶビルが まるで枯れ果てた樹木のようだ

 灰色の世界

 そこで蠢く人々

 こんなにたくさんの人がいる場所で しかし彼は孤独を感じる

 孤独を感じるのに ここにいたいと思う

 無機質なこの街が好きだから

 人付き合いが煩わしくて それがない街を気に入っているから

 自分は一人で生きている

 そう感じることができる

 街の

 社会の

 世界の

 宇宙の歯車を演じていることに気づかず

 今日も彼は 孤独だと呟く
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